鎌倉の春を彩る、鶴岡八幡宮の”神苑ぼたん庭園”昭和55年に当宮の御創建800年を記念して開園された、廻遊式の日本庭園です。開花期間は、大輪の花を楽しみに来る人々で賑わいます。
住所 | 〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
入園料 | 一人500円 |
アクセス | 【電車】 JR横須賀線「鎌倉」東口より徒歩15分 【お車】 |
駐車場 | 有り 40台 |
休園日 | 年中無休 |
入口は、鶴岡八幡宮入口にある鳥居のすぐ右脇にある入口と、齋館(さいかん)の右脇にある入口の2ケ所あります。神社参拝前なら鳥居すぐの入口、参拝後なら齋館脇の入口から入ると効率的です。
ぼたんの開花状況は?見頃はいつ?
冬[正月ぼたん]元日~2月下旬
春[鎌倉ぼたん]4月~5月下旬
冬の正月ぼたんの見頃は、2月の中旬頃。春の鎌倉ぼたんの見頃は、4月の中旬頃です。
春の鎌倉ぼたんは、4月上旬から5月下旬にかけて、約100品種・1000株のぼたんが次々に花を咲かせます。源氏池畔と調和した美しい景観にうっとり♡冬の正月ぼたんは、雪と藁囲いの中に咲く、幻想的なぼたんを楽しめます。鎌倉という特別な場所で見る艶やかな牡丹は、花の色によって趣が変わります。
”源氏池”を眺めながら、庭園の美しさを堪能
神苑ぼたん庭園は、東側の源氏池を囲う様なかたちになっています。4月上旬は、桜も一緒に楽しめるそうですよ。休憩用のベンチが置いてあるので、池を見ながらゆっくりと鑑賞できます。
白い傘と牡丹のコラボレーション”湖石の庭”
中国の技術者によって、自然の太湖石を使って造成されたお庭です。太湖石(湖石)とは、中国蘇州の太湖という湖の底から掘り出された、天然の石だそうで、中国の有名な庭園には必ず、湖石の石組がみられるそうです。
赤・白・ピンク・紫・黄色・オレンジと、約100品種・1000株の綺麗な牡丹が咲いています。牡丹は中国から薬用植物として日本にもたらされ、その後観賞用に、数多く栽培されたのではと伝えられています。この艶やかな色味も、中国原産と聞くと納得しちゃいますね。大きくて豪華絢爛なぼたん、これだけ揃うと壮観です♪
鶴岡八幡宮内の庭園なので、周りに邪魔するものが無く、落ち着いた雰囲気で鑑賞できるのもイイですね。夏の、蓮の時期も来たいな~。
牡丹の枝は細いのに、手のひらをゆうに超える大きさです。大きさが伝わりますかね~。手のひらの2倍はあるので、20センチくらいでしょうか。本当に、大きいです。
齋館(さいかん)
齋館では、志納金1000円にてお抹茶(茶菓子付き)が頂けるそうです。志納金とは、維持費(協力金)のようなものです。小休憩にいかがでしょう♪
ぼたん園を抜けて、本堂への道順も自然がいっぱい。素敵な庭園があり、池には鯉が泳いでいます。
動物の鳴き声がして、上を見上げたら、リスが木々の間を飛び回ってました。こんなところで見られるなんて、ビックリ。調べてみると、タイワンリスが鎌倉や江ノ島あたりによく出没するそうです。「クワックワックワッ」という鳥のような鳴き声が聞こえたら、周りを探してみてください。
まとめ
鶴岡八幡宮の境内はとても広く、本宮以外にも素敵なスポットがあります。神苑ぼたん庭園には、満開のぼたんがびっくりするほどあり、鮮やかな花びらの色に驚くと思います。参拝のついでに、皆さんもちょっと寄って見ませんか。
ちなみに、町田市にタイワンリスと触れられる「町田リス園」という動物園があるので、そこもチェックしてみてください♪